評価のしかたを工夫して、できるだけ成功体験にする (私論)

成功体験は、子どもにとっても大人にとっても大事。
成功体験があると自信がつきさまざまなことにチャレンジしやすくなります。

とはいえ、成功体験を作るには、まずは「成功」しなければならないため、それ自体が難しいようにも見えます。ですので、小さな成功を「きちんとした成功体験」に仕上げることも大事だと考えています。

今回はそんな話(私論)を、私自身の中での整理の意味も込めて、つらつらと書きます。


いきなりですが、ちょっとした例を。

3回テストがあって、それぞれ90点、60点、60点だったとします。その素点そのままで扱えば、「平均70点」という評価です(右図(0))。

しかしこれに一段挟んで、「一つひとつは達成」と捉え直してみます(右図(1))。すると、全てにおいて達成できているので「パーフェクト」という評価になります(右図(2))。

こうすることで、本人が受ける印象もだいぶ変わってくると思います。

※ 一方で避けたいのは、「一つひとつが、満点ではないから未達成」と捉えること。すると平均70点もあるのに、「全て未達成=0点」という印象になってしまいます。

世の中の多くのことについて、「合否」のように明確な基準があるものは実は少数で、ほとんどのことが「達成とも評価できるし、未達成とも評価できる」のではないかと思います。裏を返せば「評価方法次第で、達成にも未達成にもなりうる(親が達成か未達成かを決めている)」のではないかと思います。

ですので、親としては、まずは「達成と解釈するためにはどのように評価すればよいか」を考えるのが大事だと、私は考えています。

※ ちなみにこの話は育児に限らず、部下を評価するときや、自分自身を評価するときにも通用すると考えています。


次に、もちろん「何でもかんでも達成だね!」だけでは不十分で、併せて次の2点も重要と考えています。

まずは「評価が本人にとって腹落ちするものであること」です。
親が褒めているとしても、それが本人にとって納得できないものだったとしたら、本人にはメッセージが届かず、しまいには「いつもいいことしか言わないから信用できない」となってしまうと思います。

次に「悪い点は上手にフィードバックして次に繋げられるようにすること」です。これは、
×:「○○(悪い点)だったから、今回は良くなかった」
○:「今回達成できたね。次に○○(悪い点)に気をつけるともっと良くなると思う」
というように、一旦は「達成」として扱ったうえで、そのあとに個々のことを伝えるのがよいと思います。
悪い点を伝える目的は、あくまでも次回に生かしてもらうことであり、決して評価を下げることではありません。そのため、評価とは切り分けて本人に話すのがよいと考えています。


人に対して褒めたり、何かを指摘したりするのは、特に子ども相手には難しいことがあります。そのようなときにご参考になれば幸いです。

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