理想が高い保育園の弊害

長男が通う保育園では「行事について、クラスみんなで話し合いながら、一から合意形成して進める」というのがコンセプト。クラスの輪を大事にしながら、行事に全力投球するというようです。

例えば、運動会のクラス競技。
企画から実施まで、クラスの園児での話し合いで進めます。
まずは、保育士が園児に「何したい?」と聞き、徐々に合意形成しながら、「企画」を固める。次に、「やり方」についても同様に、園児に「どうしたい?」と聞きながら固めていく。そして、競技に使う小物なども、園児全員で手作りします。

これだけを見ると「園児の自主性を大事にするよい保育園」のように見えるのですが…
長男を預けている保育園では、実態として、園児にかなりの無理を強いているように感じています。


問題点は次の2点です。

(1) クラスの合意形成が半ば強引
(2) 保育園を休めない

《(1) クラスの合意形成が半ば強引》

長男の通うクラスは20人。
この人数で「企画」に関して合意形成するのは、大人であっても相当難しいという人数。

実態はというと…
園児から挙がる意見はバラエティに富んでいるので、その中から保育士が目星をつけて、それに収束するよう議論を半ば強引に誘導していることがあるようです。

ここから、私が少し早くお迎えに行った時に実際に見た「運動会のクラス競技」に関する光景。

クラス競技は「チョウチョに扮した競技」。
その「チョウチョの色をどうするか」という議論で、ある子は「虹色のチョウチョがいい」、別の子は「黄色がいい」と発言。
ここで保育士は、色塗りの問題からか、黄色にまとめたい様子(※私の推測)。
このとき保育士がした発言は、
 保育士:「みんな、『虹色』のチョウチョって見たことがある?」
 園児 :「なーい」
 保育士:(虹色を提案した子に対して)「みんなを説得できる?」
と。

虹色を提案した子には、形の上では確認しているものの、これで説得するのは至難の技。「見たことなくてもいーじゃん」くらいしか言えないと思いますし、そういったところで他の子が「いいよ」というとも思えません。
大人であっても自分の意見をこんな形で扱われたら傷つきますし、今後その競技をやりたいとは思いません。保育士に不信が募ってしまいますし、それ以降、自由に発言しようとは思えなくなるのが普通だと思います。

《(2) 保育園を休めない

多くの保育園は「保育に欠ける事由が生じない日、具体的には保護者が休暇のときなど、は保育園を休ませること」となっていると思います。
しかし長男を預ける保育園からは、「保護者の仕事が休みであっても、保育園での活動に支障があるから休ませないように」と通達があります。表現上は「家庭の都合があるので強制ではありませんが、休ませないようにお願いします」となっているものの、ある家庭が「いついつに休みたい」と伝えたところ「ダメです」と言われ、「ダメと言われても困るんですけど…」と返答した例もあるとか。


保育園は説明会などで「うちはどのクラスも一体感が強く…」と説明するのですが、(本当に一体感が強いのかは別にして…)その裏には上述の実態があります。
なので、少なくともいま長男を預けている保育園では、ここまでして「みんなで話し合いながら合意形成して進める」意味はあるのか、疑問に感じています。

※ 私が親として長男にどのように対応をしているかは今後別記事に書くかもしれません。

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